鎌倉には、見ごたえのある観光名所やおいしいグルメなど、たくさんの魅力が詰まっています。
しかし、具体的にどこに行って何を食べたらよいのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、夏の鎌倉を楽しめる観光名所やグルメを紹介します。
涼しさを感じられるスポットも紹介するので、ぜひ観光する際の参考にしてみてください。
鎌倉観光が初めての方でも楽しめる！おすすめの名所5選
まずは、夏に訪れたい鎌倉の観光名所を、5か所紹介します。
名所①明月院
明月院は、「あじさい寺」という別名があるほど、あじさいで有名な寺院です。
2,000株ほどのあじさいが咲きそろう様子は、「明月院ブルー」といわれています。
なかにはハート型のあじさいもあり、運が良ければ、散策の途中で見つけられるかもしれません。
もう一つ、明月院で有名なのが「悟りの窓」です。
悟りの窓とは、本堂にある大きな丸窓のことで、禅における悟りを意味する円相を表しているそうです。
丸窓から見える景色は絶景で、自然の美しさを丸く切り取ったような写真が撮影できます。
名所②鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮も、有名な観光名所の一つです。
鶴岡八幡宮では、毎年8月の立秋の前日から9日まで、「ぼんぼり祭」が開催されます。
ぼんぼり祭とは、昭和13年から続いている夏祭りのことです。
立秋の前日には「夏越祭」、立秋当日には「立秋祭」、源実朝の生誕日である9日には「実朝祭」が執り行われます。
夜を迎えると、参道や舞殿の周りで、鎌倉にゆかりのある著名人や文化人が描いた400点ほどのぼんぼりが点灯し、境内は幻想的な雰囲気に包まれます。
この機会に、日中の鶴岡八幡宮とは違う風情を、楽しんでみてはいかがでしょうか。
名所③銭洗弁財天 宇賀福神社
銭洗弁財天 宇賀福神社は、四方を崖で覆われた山の中腹にあり、入口がトンネルになっています。
トンネル内は、ひんやりと涼しく、暑さをしのぐことができます。
参拝がひと通り終わったあとは、奥宮に向かいましょう。
奥宮にある銭洗水でお金を洗えば、何倍にもなって戻ってくるといわれています。
社務所で借りられるザルにお金を入れ、ひしゃくで水をかけてください。
お札の場合は、端に水をかけるだけでも、ご利益が期待できます。
洗ったあとのお金は、自分にとって有意義なことに使用すると、吉とされています。
名所④由比ヶ浜海水浴場
散策に少し疲れたら、由比ヶ浜海水浴場で潮風を浴びながら、のんびりと過ごしてみるのもおすすめです。
ほとんどの海の家とレンタルボートハウスでは、パラソルやビーチベッドを借りることができます。
水着やビーチサンダル、タオルなども海の家で購入できるため、手ぶらで訪れても思う存分楽しめます。
また、2024年7月17日（水）には5年ぶりに、鎌倉花火大会が開催されます。
花火大会では2,500発ほどの花火が打ちあがり、なかでも点火した花火玉を海に投げ込む「水中花火」は見逃せません。
名所⑤報国寺
報国寺は、本堂奥にある竹の庭が見どころです。
「竹の寺」という別名があるほど竹林が有名で、散策路では、2,000本ほどの竹と四季折々の草花が楽しめます。
また、竹庭の中には休耕庵という茶席が設けられています。
やわらかい日差しが降り注ぐ竹林を眺めながら、お抹茶とお茶菓子を楽しめるのが魅力です。
毎週日曜日の7時半からは、初めての方でも参加できる「坐禅会」が開催されています。
お坊さんが、坐禅のいろはやお粥の食べ方などを丁寧に教えてくれます。
坐禅会が終了したあとに、報国寺をゆっくり散策するというプランもおすすめです。
夏グルメを楽しむならここ！おすすめの名物5選
鎌倉は観光名所だけでなく、おいしいグルメも人気です。
ここからは、鎌倉で有名なお店を看板メニューとともに、5か所紹介します。
ぜひ、お店選びのヒントにしてください。
名物①ともや「大仏さま焼き」
ともやは、グルメスポットとして人気の小町通りにお店を構えており、団子串やソフトクリームなど、幅広い甘味を販売しています。
そのなかでも、特に人気を誇っているのが大仏さま焼きです。
大仏さまの優しい顔がかたどられた生地は、ハチミツ入りでしっとりとした食感です。
小倉あんやカスタード、紅いもあんなど、6種類の味があり、それぞれ健康運や人気運などのご利益を担当しています。
片手サイズのほどよい大きさなので、おやつとしておすすめです。
名物②茶房 雲母（きらら）「宇治白玉クリームあんみつ」
茶房 雲母（きらら）は、鎌倉駅西口から歩いて10分ほどの場所にあります。
お店の看板メニューは、ゴルフボール大の白玉が乗った宇治白玉クリームあんみつです。
特製の抹茶シロップをかけることで、鼻から抜ける抹茶の香りと、濃厚な味わいを楽しめます。
また、付け合わせとして、お漬物の「晩菊漬け」も提供されるため、最後まで飽きることなく食べられます。
宇治白玉クリームあんみつのほかに、ところてんや、いそべ巻などもおすすめです。
平日でも長蛇の列ができる人気店なので、時間に余裕をもって行きましょう。
名物③鎌倉 松原庵「すだち鬼おろしそば」
鎌倉 松原庵は、日本家屋のような重厚感のある外観が特徴です。
昭和初期に建てられた古民家をリノベーションしており、松の木などの自然と調和した空間で、ゆったりと食事を楽しめます。
夏にぜひ食べてほしいのが、すだち鬼おろしそばです。
ダシとすだちの酸味、そして鬼おろしのザクザクとした食感が、夏にぴったりの爽やかさを与えてくれます。
蕎麦は細めの二八蕎麦を使用しており、ツルッとしたのどごしと豊かな風味が楽しめます。
すだち鬼おろしそばのほかには、天せいろや温かい鴨南そばもおすすめです。
名物④OXYMORON komachi（オクシモロン コマチ）「エスニックそぼろカリー」
OXYMORON komachi（オクシモロン コマチ）は、小町通りから少し離れた横道に、お店を構えています。
人気メニューは、エスニックそぼろカリーです。
お皿の周りには、たっぷりのパクチーや大葉、ねぎ、三つ葉が置かれており、その中心に、スパイシーに炒めた豚そぼろと白米が置かれています。
添えられているレモンを搾ってかけることで、よりスパイシーな味へと変更可能です。
また、こちらのお店はスイーツも人気です。
濃厚なベイクドタイプのチーズケーキやレモンの皮をたっぷり使用した、ボリュームのあるレモンケーキなどを食べることができます。
料理とともに味わえる、自家製のレモネードとジンジャーエールもおすすめです。
名物⑤燕カフェ 鎌倉「薬膳カレー」と「杏仁豆腐」
鶴岡八幡宮から歩いて５分ほどの場所にある燕カフェ 鎌倉は、古民家を改装したカフェです。
内装は、昭和初期に建てられてからほとんど変わっておらず、ノスタルジックな雰囲気が味わえます。
人気メニューの一つは、薬膳カレーです。
カレーは野菜の原型がなくなるまで煮込まれており、みかんの皮や山椒、シナモンなどをブレンドした五香粉とショウガもたっぷり入っています。
また、デザートの杏仁豆腐も外せません。
燕カフェの杏仁豆腐は、杏仁霜（きょうにんそう）の代わりに、リキュールのアマレットを使用することで、杏仁豆腐特有のクセを感じないのが特徴です。
リキュールのアルコールは加熱して飛ばしているので、お子さまでも安心して食べることができます。
人気ですぐに売り切れてしまうため、幻とまでいわれている自家製クリームソーダもおすすめです。
鎌倉の夏は観光名所も名物グルメもアツい！
今回は、鎌倉の人気観光名所や涼を感じられるスポット、おいしいグルメを紹介しました。
報国寺の竹の庭や銭洗弁財天 宇賀福神社は、夏の避暑スポットとしても人気です。
また、鎌倉に行ったら、ぜひ食べてほしい名物の大仏さま焼きや宇治白玉クリームあんみつは、観光途中のおやつとしておすすめです。
長谷駅から歩いて1分ほどの場所にあるKEY MEMORYでは、オリジナルTシャツやバッグなどを販売しています。
鎌倉観光の際は、ぜひお立ち寄りください。
店舗情報
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