鎌倉には多くの神社や仏閣があるため、御朱印巡りを行いたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
御朱印巡りを行うためには、まず御朱印帳を準備する必要がありますよね。
そこで本記事では、鎌倉で人気のある御朱印帳を頒布している神社仏閣と、長谷寺を含めたおすすめの御朱印巡りのルートを紹介します。
お気に入りの御朱印帳を見つけて御朱印巡りを楽しみたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
御朱印帳を頒布している鎌倉の神社仏閣7選
鎌倉にある神社仏閣では、さまざまなデザインの御朱印帳を頒布しています。
ここからは、鎌倉で人気のある御朱印帳を紹介します。
御朱印帳①鶴岡八幡宮
鎌倉駅から、徒歩10分程度の場所に位置する鶴岡八幡宮(つるおかはちまんぐう)には、4種類の御朱印帳があります。
特に女性に人気のある御朱印帳は、ピンク色をベースに巫女の絵が描かれたもので、かわいらしい色味やデザインが魅力的です。
少しざらざらとした素材でできているので、触り心地がよいという点も特徴です。
また、淡いピンク色をベースに「鳳凰(ほうおう)」の絵が描かれた御朱印帳も、落ち着いたデザインが好きな方におすすめできます。
ほかにも、鶴岡八幡宮の絵が描かれているものや、武士が馬に乗って矢を射る「流鏑馬(やぶさめ)」の絵が描かれたものなどが頒布されています。
御朱印帳②江島神社
江島神社(えのしまじんじゃ)で特に人気のある御朱印帳は、黒色に金色の龍神が描かれた御朱印帳です。
金色の龍神が光を反射してキラキラと輝いており、インパクトのあるデザインが特徴です。
また、ピンク色をベースに天女が描かれたかわいらしいデザインの御朱印帳や、水色をベースに富士山と波の絵が描かれた御朱印帳なども頒布されています。
さらに、竜宮城をイメージして作られた門である「瑞心門(ずいしんもん)」の絵が描かれた、12cm×18cmの大判サイズの御朱印帳もあります。
御朱印帳③鎌倉十三佛霊場礼拝
鎌倉十三佛霊場礼拝(かまくらじゅうさんぶつれいじょうれいはい)は、明王院(みょうおういん)から成就院(じょうじゅいん)までの13か所の神社仏閣を巡ることです。
その道中にある明王院と浄智寺(じょうちじ)では、鎌倉十三佛霊場礼拝専用の御朱印帳が頒布されています。
鎌倉十三佛霊場礼拝の御朱印帳は、黄土色をベースに鎌倉十三佛集印帖と記載されており、紙の御朱印を挟み込むホルダータイプです。
また、表紙が布でできている1,700円の御朱印帳もあります。 鎌倉十三佛霊場礼拝のガイドブックもついているので、あとから見返しても楽しめるでしょう。
御朱印帳④明月院
明月院はうさぎと関連性が高く、境内にうさぎの像やうさぎ小屋が設置されており、実際にうさぎが飼育されています。
日本では昔から、うさぎは満月の夜に月へ旅立つという言い伝えがあり、明月院の名前には「月」が入っていることから、うさぎをモチーフにしたものが多いです。
そのため、明月院では、うさぎがお花畑を跳ね回っているデザインの御朱印帳を頒布しており、ポップなデザインが好きな方におすすめです。
御朱印帳は、ピンク・赤・黄・紺・水色の5種類から選べ、色によって印象も異なりま
す。
御朱印帳⑤建長寺
建長寺(けんちょうじ)の御朱印帳は12cm×18cmの大判サイズであり、少しくすみのある落ち着いた赤色と青色の2種類です。
青色の御朱印帳は楓柄、赤色の御朱印帳は花柄であり、どちらにも「人材を広く天下に求め育成する禅寺」を意味する「天下禅林」という言葉が印字されています。
また、建長寺は北条時頼によって建てられた寺院です。
北条氏との関連性が深いことから、建長寺には黒色のベースに赤色の北条氏の代表紋が入ったシックなデザインの御朱印帳もあります。
御朱印帳⑥鎌倉江の島七福神巡り
鎌倉江の島七福神巡り(かまくらえのしましちふくじんめぐり)とは、浄智寺から江の島神社まで合計8か所の神社仏閣を巡ることです。
実は、8か所の神社仏閣には、七福神巡りで御朱印をもらうための専用の御朱印帳があります。
鎌倉江の島七福神巡りの御朱印帳には、黄色と紫色をベースに「鎌倉江の島七福神」という文字が印字されており、墨書き部分もすでに印刷されています。
初穂料は800円とお手ごろであるため、御朱印巡りを始めたばかりの方にもおすすめです。
御朱印帳⑦円覚寺
円覚寺(えんかくじ)の御朱印帳には、表紙に金色で「佛心」という文字が印刷されています。
佛心とは、仏のように慈悲深い心という意味を指します。
円覚寺の御朱印帳は、ピンク・紺・水色の3種類でシンプルな無地のデザインで和を感じられるような風合いが特徴です。
また、透明のカバーがついているため、御朱印帳が汚れる心配もありません。
鎌倉の人気観光スポット「長谷寺」の御朱印帳の魅力
長谷寺(はせでら)は花の寺として親しまれており、あじさいを始めとした四季折々の花が彩られている点が特徴です。
そんな長谷寺の御朱印帳は花柄のものが多く、あじさいやもみじ、なごみ、みどりの4種類が頒布されています。
どの御朱印帳も淡い色味で、織り込まれた糸がキラキラと光っている点が魅力です。
長谷寺はあじさいが有名であるため、4種類の御朱印帳のなかでもあじさいのものが特に人気です。
また、長谷寺の境内にある和み地蔵をモチーフとした御朱印帳もあります。
長谷寺の珍しい御朱印の種類
御朱印は基本的に、印章とそれぞれの神社仏閣の名称や神様・仏様の名前の墨書きで構成されていますが、長谷寺の御朱印にはめずらしいものがあります。
ここからは、長谷寺の珍しい2種類の御朱印を紹介します。
長谷寺の御朱印には、御朱印と一緒に刺繍が入っているものがあります。
刺繍の種類はあじさいや和み地蔵、長谷寺のご本尊「十一面観音像」などです。
あじさいや和み地蔵、長谷寺の刺繍が入っている御朱印は1,000円ですが、十一観音像の刺繍は期間限定のものであり1,200円に設定されています。
刺繍の御朱印は珍しいので、ほかの神社仏閣では入手できない御朱印を求めている方には、長谷寺の刺繍が入った御朱印が特におすすめです。
御朱印②切り絵
切り絵の御朱印も、長谷寺の珍しい御朱印の1つです。
切り絵の御朱印は片面と見開きの2種類があり、見開きの場合は右側に印章と「大悲殿」という文字が書かれており、左側が長谷寺の切り絵になっています。
切り絵の紙の色は金色で、切り絵自体は非常に繊細に作られています。
片面の御朱印は600円、見開きは1,300円と求めやすい初穂料であるため、長谷寺へ訪れた記念としていただくとよいでしょう。
長谷寺を含めたおすすめの御朱印巡りのルート
長谷寺を観光する場合は、御霊神社(ごりょうじんじゃ)と高徳院(こうとくいん)、成就院にも訪れて御朱印巡りをすることがおすすめです。
御領神社には、通常の御朱印にくわえて季節ごとに異なる切り絵の御朱印や、崇道天皇社(すどうてんのうしゃ)とコラボした切り絵の御朱印などがあります。
月ごとに替わる御朱印もあるので、さまざまな御朱印を楽しめるでしょう。
また、高徳院は鎌倉大仏が安置されている寺院で、御朱印は本尊阿弥陀如来と南無聖観世音の2種類です。
成就院は、縁結びスポットとして有名な寺院です。
本尊の御朱印のほかに、鎌倉三十三観音の御朱印や鎌倉十三仏の御朱印もいただけます。
長谷寺の観光を楽しみながら、有名な神社や寺院の御朱印巡りも楽しみましょう。
鎌倉の神社仏閣によって人気の御朱印帳のデザインは異なる
いかがでしたでしょうか?
鎌倉の神社仏閣にはさまざまなデザインの御朱印帳があり、女性に人気のあるかわいらしい色味や柄の御朱印帳や、シンプルな御朱印帳などが頒布されています。
神社仏閣ごとに象徴とするものが異なるため、それに合わせて御朱印帳のデザインも異なります。
観光する神社仏閣によって異なる御朱印帳が頒布されているので、気になる御朱印帳がある方はぜひ訪れてみるとよいでしょう。
また、鎌倉の工場でデザイン・生産を行った、ファッションアイテムや雑貨などを販売するKEY MEMORY直営店があります。
鎌倉観光の際には、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
店舗情報
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