桜が美しい春は、暖かな陽気で過ごしやすくお出かけにもぴったりな季節です。
そんなお出かけ先として提案したいのが、4月に鎌倉で行われる「長谷の市」です。
今回の記事では、長谷の市の楽しみ方を詳しくご紹介します。
この記事を最後まで読んでいただければ、長谷の市とともに、美しい春の鎌倉を余すことなく満喫できるので、ぜひご一読ください。
長谷の市とは
長谷の市は、長谷寺と長谷三商店街(観音大通り会、長谷駅前通り商店街、大仏通り商店街)が地域の活性化と繁栄を目的に、2003年から行っているイベントです。
例年、毎年5月と10月の第三日曜日に、長谷寺をメイン会場として行われていた長谷の市ですが、2024年度から、春開催のみ5月から4月に変更となりました。
2024年の開催は、4月21日(日)とアナウンスされています。
以下に、長谷の市の概要をまとめたのでご覧ください。
長谷の市の概要
開催日時 | 【春開催】2024年4月21日(日) ※雨天時はスタンプラリーのみ実施 |
場所 | 長谷寺周辺 |
アクセス | 【電車】江ノ島電鉄「長谷駅」下車 徒歩5分 【バス】鎌倉駅から(大仏経由)藤沢駅行き→長谷観音下車または、大仏前下車 |
公式ホームページ | https://hasenoiti.izakamakura.com/index.html |
気をつけたいのが、雨天時はイベントそのものが中止になる点です。
2023年度の長谷の市は、土砂降りのため中止になってしまったので、「2024年度こそ開催してほしい!」と待ちわびている方もいらっしゃるかもしれません。
メイン会場である長谷寺の最寄り駅は、江ノ島電鉄長谷駅ですが、JR鎌倉駅からもおよそ30分歩けば到着することができます。
歩くのが苦ではない方は、春の心地よいそよ風を感じながら、散歩がてら長谷寺に向かってもよいでしょう。
長谷の市の見どころ
ここからは、長谷の市の見どころを一挙にご紹介します。
事前の情報があるかないかで、楽しみ方もまったく変わってきますので、4つの会場で開催されるイベントの内容を把握したうえで、長谷の市を満喫しましょう。
長谷寺会場
メイン会場である長谷寺では、午前9時~午後4時まで飲食店や物販ブース、縁日などが催され、多くの人で賑わいます。
境内にあるステージでは、ウクレレやフラダンス、吹奏楽の催しが開催され、盛りだくさんの内容となっています。
ステージの演出は、午前11時~午後2時半と時間が決まっていますから、パンフレットや公式ホームページを見て演目とタイムテーブルを確認しておきましょう。
朝市
春は「光則寺(こうそくじ)」、秋は「甘縄神明宮(あまなわしんめいぐう)」で行われるのが朝市です。
午前8時~11時に行われ、地元の新鮮な野菜やお花が販売されます。
また、ワークショップや地元グルメを楽しむこともできますよ。
早起きして、朝市から長谷の市を楽しむのがおすすめです。
フリーマーケット
フリーマーケットは、ファミリーマート鎌倉長谷店の駐車場で開かれます。
午前9時~午後1時まで楽しむことができ、毎年掘り出し物を求めた多くの人で賑わいます。
長谷寺からファミリーマートまでは、10分もかからずに歩くことができますので、ぜひ訪れてみてください。
スタンプラリー
スタンプラリーは、長谷の市開催日の1週間前からスタートします。
長谷の街中のお店や、観光スポットのスタンプをすべて集めると、スタンプラリー参加店のお買物券やお食事券が、抽選結果をもとに完走者全員に当たります。
ゴール兼景品の交換所でもある長谷寺入口の受付は、対応時間が午前9時~午後4時までなので、スタンプラリーの終了時間には気をつけてくださいね。
長谷寺周辺の訪れたいスポット
鎌倉市長谷地区には、長谷寺以外にも魅力的なスポットがたくさんあります。
そこで次項からは、鎌倉に訪れたのなら外せない見どころやグルメをご紹介します。
「時間を目いっぱい使って長谷を満喫したい!」という方は、参考にしてください。
鎌倉大仏殿高徳院
鎌倉のシンボルとも言える高徳院の鎌倉大仏は、必ず訪れたいスポットです。
大仏の高さは、台座を含めると総高13.35mにもなり、造設された鎌倉時代から変わらない大きさは、現在でも見る人を魅了しています。
作者や造設された経緯はいまだ不明ですが、仏教芸術として価値が高く、国宝に指定されている大仏をひと目みれば、その壮大さと風格に感銘を受けることでしょう。
また、鎌倉の大仏は、国宝でありながらその胎内を見学できるのです。
国宝の内部に入れる機会は、国内でも滅多にありませんから、訪れた際はぜひ足を踏み入れてみてください。
住所 | 神奈川県鎌倉市長谷4-2-28 |
アクセス | 江ノ島電鉄「長谷駅」下車 徒歩7分 |
営業時間 | 【4月~9月】午前8時~午後5時半 【10月~3月】午前8時~午後5時 ※入場は閉門15分前まで ※大仏胎内拝観は午前8時~午後4時半 |
拝観料 | 大人:300円 小学生:150円 ※大仏胎内拝観の場合は+50円 |
公式ホームページ | https://www.kotoku-in.jp/ |
御霊神社
御霊神社(ごりょうじんじゃ)は、源頼朝が鎌倉入りする以前からあったとされる由緒正しい神社です。
平安後期の「後三年の役」で活躍した鎌倉権五郎景政を祀り、別名権五郎神社(ごんごろうじんじゃ)ともよばれる、鎌倉七福神の一つです。
境内のすぐ後ろに江ノ電が走っているため、神社と電車というフォトジェニックな1枚が撮れると人気で、桜やアジサイの咲く時期には多くの人が訪れます。
さらに、神社境内のご神木である推定樹齢350年のタブノキは、鎌倉市の天然記念物に指定されているので、必見です。
ちなみに、御霊神社には名誉宮司である「ウッシー」という猫ちゃんがいます。
もし運よく会えたら、とてもラッキーですよ。
住所 | 神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9 |
アクセス | 江ノ島電鉄「長谷駅」下車 徒歩5分 |
営業時間 | 午前9時~午後5時 |
拝観料 | 大人:100円 |
力餅家
御霊神社から歩いてすぐの力餅家(ちからもちや)は、江戸時代から続く創業300年の老舗和菓子店です。
名物は、こしあんにできたてのお餅を包んだ「権五郎力餅」で、お土産にもぴったりです。
力餅家では、添加物を一切使用せず、創業当時からの製法を守り続けています。
力餅は生ものなので日持ちはしませんが、一度は味わってみたい逸品です。
なお、その場でサクッと食べたい方へのおすすめに「串だんご」があります。
もちもちのお餅と、みたらしの甘さが、たくさん歩いたあとの身体に染み渡りそうですね。
住所 | 神奈川県鎌倉市坂ノ下18-18 |
アクセス | 江ノ島電鉄「長谷駅」下車 徒歩6分 江ノ島電鉄「極楽寺駅」下車 徒歩10分 |
営業時間 | 午前9時~午後6時 【定休日】水曜日、第3火曜日 |
公式ホームページ | https://www.chikaramochiya.com/ |
4つのイベントを把握して、長谷の市を最大限楽しもう
今回は、鎌倉の長谷の市で行われる4つのイベントを詳しく解説しました。
暖かく心地の良い春は、鎌倉へお出かけするのにぴったりな季節です。
長谷の市のメイン会場である長谷寺では、ステージが設置され、催しが開かれるだけではなく、縁日も出店されますから楽しめること間違いありません。
長谷には、ほかにもたくさんの魅力的なスポットがあるので、ぜひ訪れてみてください!
KEY MEMORYは、デザインから販売までを手掛ける鎌倉生まれのブランドです。
春のお出かけにぴったりなアパレルをご用意しておりますので、長谷の市へお越しの際は、長谷駅から徒歩2分の当店へぜひお立ち寄りください。
店舗情報
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