鎌倉観光は、歴史のある神社・仏閣めぐりや豊かな自然、名物グルメなどを一度に楽しむことができるため人気です。
日中に鎌倉観光を楽しむイメージを持っている方が多いかもしれませんが、夏の夜に鎌倉観光を楽しめるライトアップが人気のスポットもあります。
そこで今回は、夏の鎌倉観光を楽しめる人気のライトアップを紹介します。
夏の鎌倉観光を日没以降も楽しみたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
夏の鎌倉観光でライトアップが人気のスポット
鎌倉では、ライトアップのイベントなどがいくつか開催されています。
ここからは、夏の鎌倉観光でライトアップが人気のスポットを3か所紹介します。
※イベントの開催に関しては、最新の情報を公式サイトなどでそれぞれご確認ください。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、都道府県により自粛要請などが行われている場合があります。
また、マスクの着用や手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
スポット①鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮(つるおかはちまんぐう)は、鎌倉幕府の初代将軍である源頼朝ゆかりの神社として約800年の歴史があります。
現在は鶴岡八幡宮は鎌倉を代表する人気観光名所の1つで、日中は観光客で賑わっています。
対して、日が暮れてからの鶴岡八幡宮は昼間とは違った趣があり、鎌倉の夜の穴場スポットです。
鶴岡八幡宮は21時まで参拝できるので、暗くなると参道の灯篭や主な社殿がライトアップされます。
なかでも鶴岡八幡宮の参道の中央に一段高く造られた段葛(だんかずら)では、灯篭の灯りが奥まで連なっており美しいです。
朱色の鳥居もライトアップされており、夜は一層美しく見えるでしょう。
また、鶴岡八幡宮の本宮までの階段を登りきって後ろを振り返ると、舞殿の向こうに鳥居のシルエットと参道の夜景を見ることができます。
鶴岡八幡宮は鎌倉駅から徒歩10分ほどで到着するので、日中とは違った雰囲気のある夜の鶴岡八幡宮を訪れてみることをおすすめします。
スポット②江の島灯篭
江の島灯篭は、約1,000基の灯篭によるライトアップの夏のイベントです。
灯篭が江島神社の参道や江の島岩屋、展望灯台の江の島シーキャンドルなどの江の島内の各所に設置されます。
灯篭の点灯は18時から始まり、消灯時間は曜日や会場によって30分前後異なります。
灯篭のデザインは、江の島の伝説である天女と五頭龍がモチーフとなったものが多いです。
影絵灯篭で江の島の成り立ちの伝説を再現しています。
江の島灯篭にはいくつか見どころがあります。
主な見どころを、以下にまとめました。
江の島灯篭の主な見どころ
- 江島神社の3宮
- サムエルコッキング苑内
- 亀ヶ岡広場
- 龍光寺(りゅうこうじ)
江島神社には、辺津の宮・中津宮・奥津宮の3宮があり、3宮すべてがライトアップされる景色は神秘的です。
サムエルコッキング苑は、広い苑内のいたるところに影絵灯篭があり見応えがあるので特におすすめです。
また、亀ヶ岡広場はサムエルコッキング苑の前にあり、江の島散策の途中に気軽に立ち寄れます。
龍光寺は江の島から少し距離がありますが、大きな本堂がライトアップされた迫力があるので、時間に余裕がある場合は行ってみるのもよいでしょう。
江の島灯篭は例年8月の夜間に開催されるため、夏の夜の思い出作りにぴったりです。
スポット③かまくら長谷の灯かり
かまくら長谷の灯かりは、例年8月下旬に鎌倉の長谷から極楽寺のエリアで開催されるライトアップのイベントです。
このイベントは、江ノ電由比ヶ浜駅・長谷駅・極楽寺駅の3駅にまたがる広範囲で開催され、開催時間も2時間と限られているためエリアを絞ることが大切です。
かまくら長谷の灯かりは、鎌倉の長谷から極楽寺のエリアの8か所で行われます。
8か所を主な4つの開催エリアに分けて、以下にまとめました。
かまくら長谷の灯かりの開催場所
- 中心エリア①:長谷寺・収玄寺(しゅうげんじ)・御霊神社(ごりょうじんじゃ)
- 中心エリア②:高徳院(こうとくいん)・光則寺(こうそくじ)
- 由比ヶ浜エリア:甘縄神明宮(あまなわしんめいぐう)・鎌倉文学館
- 極楽寺方面エリア:極楽寺
かまくら長谷の灯かりを訪れることが初めての方は、特に有名な長谷寺や鎌倉大仏のある高徳院を中心に見て回ることをおすすめします。
2回目以降の方は、由比ヶ浜エリアや極楽寺エリアまで足を延ばすこともよいでしょう。
事前に回りたいエリアを決めておいたうえでゆっくりと散策すると、かまくら長谷の灯かりをより楽しめます。
ライトアップを見たあとに訪れたい夜景がきれいなレストラン
ライトアップの鑑賞後は、お腹がすいているかもしれませんね。
そんなときには、夜景の見えるレストランで食事を楽しむのはいかがでしょうか。
ここからは、鎌倉のライトアップを見たあとにおすすめのレストランを2か所紹介します。
Ocean Harvest Cocomoは、由比ヶ浜を一望できるダイニングバーです。
長谷駅から徒歩5分で行きつくことができ、長谷寺からも歩いて10分程度で着きます。
Ocean Harvest Cocomoでは大きな窓から海を一望できるため、特別な雰囲気を味わうことができます。
また、ロマンティックな雰囲気はデートにもおすすめです。
料理には鎌倉や三浦の新鮮な野菜や魚介を使用し、とくに牡蠣は産地直送の国産生牡蠣を取り揃えています。
そのほかにも、アヒージョやパスタ・ピザ、リゾットなどメニューも豊富です。
目の前が海という最高の景色を堪能しながらおいしいディナーを楽しむことで、鎌倉観光の素敵な締めくくりになるでしょう。
Venus Caféは、長谷駅から徒歩10分のカフェレストランです。
逗子の海の景色と逗子マリーナの夜景を一望できるロケーションで、特にオーシャンビューのテラス席がおすすめです。
メニューはテキサス&メキシコ料理が中心で、大きなハンバーガーやタコス、ロコモコ丼などが特に人気があります。
飲み物もビールやワイン、カクテルなどのアルコールだけでなく、ソフトドリンクやコーヒー・紅茶の種類も豊富でどなたでも楽しめます。
営業時間も24時までと長いので、鎌倉の夜をゆっくりと過ごすのに最適です。
逗子の夜景を一望できるVenus Caféで、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
夏の鎌倉観光はライトアップのイベントを訪れて日没以降も楽しもう
いかがでしたでしょうか?
夏の鎌倉ではライトアップが楽しめるイベントがあり、日没以降も観光を楽しめます。
人気の観光地である鶴岡八幡宮のライトアップは、昼間とは異なる趣を感じられるのでおすすめです。
また、江の島灯篭とかまくら長谷の灯かりは開催エリアがいくつかあるため、事前に訪れるエリアを絞ってから散策すると、落ち着いてライトアップを楽しめます。
ライトアップ鑑賞後に夜景がきれいなレストランに立ち寄り、夏の鎌倉観光を締めくくるのもよいでしょう。
長谷駅付近には、鎌倉の工場でデザイン・生産を行った、ファッションアイテムや雑貨などを販売するKEY MEMORY直営店があります。
鎌倉観光の際には、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
店舗情報
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