一泊二日で巡る春の鎌倉モデルコース!

さまざまなグルメや神社仏閣、豊かな自然を楽しめる鎌倉は、一年を通して人気の観光地です。
特に春は、季節の花々に彩られた景色を堪能できるため、観光を計画している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、春の鎌倉を一泊二日で巡る、おすすめのモデルコースをご紹介します。
春にしか見られない鎌倉を満喫するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

一泊二日で巡る春の鎌倉モデルコース

今回は数あるモデルコースのなかから、次のコースをご紹介します。

春の鎌倉観光におすすめのモデルコース

1日目 11:30~『鎌倉釜飯かまかま本店』でランチを楽しむ
13:00~鶴岡八幡宮の春ぼたんを鑑賞する
15:00~妙本寺で桜とカイドウを鑑賞する
16:30~小町通りでひと休みする
18:00~鎌倉プリンスホテルで絶景と豪華なディナーを楽しむ
2日目 11:00~江の島シーキャンドルで自然を満喫する
17:00~旅の締めくくりに七里ヶ浜海岸の夕日を眺める

鎌倉ならではのグルメや、春色に染まった絶景を楽しめるプランとなっていますので、参考になること間違いなしです。

【1日目】11:30~『鎌倉釜飯かまかま本店』でランチを楽しむ

一泊二日の旅は、鎌倉駅からスタートです。
まずは、駅からほど近い『鎌倉釜飯かまかま本店』で海の幸をいただきましょう。

お店で一番人気のメニューは、地元の漁港でその日の朝に水揚げされた生しらすを、大粒なウニやいくらとともに味わえる「しらす3色釜飯」です。
ふんわりとした炊きたてのご飯との相性は抜群で、特製の出汁を注いで食べるお茶漬けも絶品です。

ただし、日によっては生しらすが不漁で、お召し上がりいただけない場合もあります。
生しらすを目的に『鎌倉釜飯かまかま本店』を訪れるときには、事前に電話で提供可否を確かめておくことをおすすめします。

住所 神奈川県鎌倉市小町2丁目11−8
アクセス JR鎌倉駅から徒歩4分
営業時間 月・火・木・金:11:00~17:00
土・日:11:00~22:00
定休日 水曜日

【1日目】13:00~鶴岡八幡宮の春ぼたんを鑑賞する

腹ごしらえが済んだら、若宮大路を北上して鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)へ向かいます。

鶴岡八幡宮は、11世紀後半に「土地の守り神」として創建された、鎌倉のシンボルともいえる神社です。
その本宮は国の重要文化財にも指定されており、年間を通じて多くの観光客で賑わいます。

また4月上旬になると、白やピンクに色づいた春ぼたんが、境内にある『神苑ぼたん庭園』を彩ります。
入園料は基本的に無料ですが、ゴールデンウィークの期間は有料になる場合があるため、この時期に足を運ぶ方は詳細を公式ホームページでご確認ください。

住所 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1-31
アクセス JR鎌倉駅から徒歩10分
拝観時間 通年:6:00~20:00

【1日目】15:00~妙本寺で桜とカイドウを鑑賞する

続いて、鎌倉駅の東側に位置する妙本寺(みょうほんじ)を目指します。
鎌倉の市街地からそう遠くない場所にありますが、境内は静寂に包まれており、自然が非常に豊かです。

そんな妙本寺は、桜とカイドウの名所としても知られています。
薄いピンクのどこか儚げな桜と、濃いピンクで存在感のあるカイドウが織りなすコントラストは、境内の静けさと相まって、時間を忘れてしまうほどの美しさです。
作家の小林秀雄や詩人の中原中也も、あまりの美しさに心を奪われたといいます。

2人の文豪を唸らせた妙本寺の絶景を、その目で見てみませんか?

住所 神奈川県鎌倉市大町1丁目15-1
アクセス JR鎌倉駅から徒歩8分
拝観時間 通年:10:00~16:00

1日目】16:30~小町通りでひと休みする

妙本寺から鎌倉駅へ向かって歩いていくと、右手に小町通りが見えてきます。

小町通りは、観光客だけでなく地元の人々にも愛される、鎌倉のメインストリートです。
イートインスペースがある飲食店や、おしゃれなカフェがずらりと並んでいるので、思わず目移りしてしまうかもしれません。
ここで楽しめるグルメはおやつにぴったりなサイズのものが多いため、歩き疲れた体を休めつつ小腹も満たせます。

またテイクアウトして、春の陽気を感じながら屋外でグルメを楽しむのもおすすめです。
その際には、ほかの方の迷惑にならないように気をつけましょう。

住所 神奈川県鎌倉市小町1~2丁目、雪ノ下1~2丁目付近
アクセス JR鎌倉駅から徒歩1分

【1日目】18:00~鎌倉プリンスホテルで絶景と豪華なディナーを楽しむ

鎌倉駅に到着したら、電車で15分ほど移動して七里ヶ浜駅で降車します。
そこから徒歩8分の場所にあるのが、今回の宿泊先である『鎌倉プリンスホテル』です。

このホテルの魅力は、テラスから見える美しい景観です。
ホテル内の「絶景テラス」からは、波音を聴き、潮風を感じながら湘南の景色を一望できます。
さらに、施設内にある『ル・トリアノン』というレストランでは、地元の食材をふんだんに使用したお料理を、窓一面に広がる相模湾の風景とともに楽しめます。

春季限定の宿泊プランも多数用意されているので、ご自身にぴったりなものを探してみてください。

住所 神奈川県鎌倉市七里ヶ浜東1丁目2-18
アクセス 江ノ島電鉄七里ヶ浜駅から徒歩8分

2日目】11:00~江の島シーキャンドルで自然を満喫する

2日目の朝を迎えてホテルを出たら、七里ヶ浜駅から江ノ島電鉄線に乗り、江ノ島を目指しましょう。

江ノ島は、日本でも指折りの観光地です。
江島神社(えのしまじんじゃ)や新江ノ島水族館など、大人から子どもまで楽しめる観光スポットがいくつもあります。

そのなかでも、春に江ノ島を訪れるのであれば、展望灯台の『江の島シーキャンドル』には足を運びたいところです。
全面ガラス張りの展望フロアからは、遮るもののない富士山をバックに、桜をはじめとする季節の花々が望めます。
都会ではあまり見られない広大な自然とともに、安らぎの時間をお過ごしください。

住所(江ノ島駅) 神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目4-7
アクセス 江ノ島電鉄七里ヶ浜駅から江ノ島電鉄線で9分

【2日目】17:00~旅の締めくくりに七里ヶ浜海岸の夕日を眺める

江ノ島を遊び尽くして旅の最後に訪れるのは、夕日の名所として知られ、「日本の渚百選」にも選ばれている七里ヶ浜海岸です。

七里ヶ浜海岸から見える夕日は、江ノ島に向かって沈んでいきます。
オレンジ色に染まりゆく景色を眺めつつ、今回の旅を振り返ってみるのもよいかもしれません。
波音のBGMを聴きながら自然の美しさを感じる時間は、かけがえのない思い出になるはずです。

なお、春を迎えて暖かくなってきたとはいえ、夕方の七里ヶ浜海岸は少々冷えこむ可能性があります。
もし海岸で長時間過ごす場合は、薄手のカーディガンやパーカーなどを用意しておくと安心です。

住所 神奈川県鎌倉市七里ヶ浜東2丁目1-12
アクセス 江ノ島電鉄七里ヶ浜駅から徒歩4分

一泊二日の鎌倉旅行で、春を探しに行こう!

今回は、春の鎌倉を一泊二日で満喫する、おすすめのモデルコースをご紹介しました。

春の鎌倉では、鶴岡八幡宮の春ぼたんや妙本寺のカイドウなど、季節の花々を堪能できます。
また江ノ島や七里ヶ浜まで足を伸ばせば、視界いっぱいに海が広がる、非日常的な時間を過ごせます。
朝夕の寒暖差に気をつけながら、春の鎌倉を存分に楽しみましょう。

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