新緑が美しい5月、ゴールデンウィークの鎌倉旅を提案します

桜の季節が終わり、5月に入ると、風にそよぐ若葉が美しい季節がやってきます。
快適な気候が続くようになるため、「ゴールデンウィークにどこかへ出かけよう」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、関東近郊からアクセスも良く、自然豊かな鎌倉です。

本記事では、ゴールデンウィークに行きたい鎌倉の観光地を、外せないグルメとともに紹介します。
5月ならではの鎌倉を楽しみたい方は、ぜひご覧ください。

ゴールデンウィーク期間の鎌倉の基本情報

こちらでは、ここ数年の動向からみる、ゴールデンウィーク期間の鎌倉の混雑状況と気温を紹介します。
事前にこれらの基本情報を押さえておき、万全な状態で鎌倉旅行に行きましょう。

 

混雑状況

ゴールデンウィーク期間の鎌倉は、かなりの混雑が予想されます。
江ノ島電鉄をはじめする公共交通機関は、ほぼ満員になるほどの混雑状況で、人気の観光地では普通に歩くのも困難な場合があります。

しかし、5月には、フジやツツジが見ごろを迎えるので、それらの名所が多い鎌倉にはぜひ足を運びたいものです。

そこで、朝や夕方の観光客が少ない時間帯に、公共交通機関を利用するといった工夫を施して鎌倉を楽しみましょう。
また、定番以外の穴場スポットも、後ほど紹介しますので、観光地選びの参考にしてみてください。

 

気温

5月の鎌倉の平均気温は20℃を超え、日中は動いていると少し汗ばむ陽気な天気が続きます。
街中を歩き回る鎌倉旅行にはうってつけの気候で、日中はトップス一枚でも快適に過ごすことができます。

しかし、朝晩はまだまだ冷え込むため、薄手のアウターを一枚用意しておくと安心です。
また、海の近くは日差しを遮るものが少ないので、日傘や帽子を忘れずに持って行きましょう。

 

混んでいても行きたい!鎌倉の観光地3選

ここからは、ゴールデンウィーク期間の鎌倉旅行で訪れてほしい人気の観光地を、3か所紹介していきます。
5月ならではの楽しみ方も説明しますので、ピーク時間をできるだけ避けて、ぜひ足を運んでみてください。

 

①小町通り

快適な気候で、晴れている日が多い5月だからこそ、歩いてほしいのが小町通りです。
JR鎌倉駅の東口から出て、左側に見える大きく赤い鳥居が小町通りの入り口です。

「鎌倉のメインストリート」ともよばれる小町通りでは、レストランやカフェ、お土産、雑貨などさまざまなお店が軒を連ねています。
陽気な一日に、食べ歩きを楽しみながら、散策してみてはいかがでしょうか?
250軒を超える店舗のなかには、あなたの心を躍らせるものがきっとあるでしょう。

 

②鶴岡八幡宮

鎌倉旅行の定番として、JR鎌倉駅から小町通りを抜けた先にある鶴岡八幡宮も外せません。

5月の鶴岡八幡宮では、源氏池のほとりで紫色の「ノダフジ」と、旗上弁財天社の前には白色の「シロフジ」の2種類の旬を迎えたフジを楽しむことができます。
2種類のフジの見ごろには若干ずれがあり、両方をきれいに見られるのは、ゴールデンウィークの期間だけです。
2色の咲き乱れるフジは対称的で美しいので、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

 

③安養院

安養院(あんよういん)のシンボルである、圧巻のおばけツツジも必見です。
安養院は、JR鎌倉駅から17分ほど歩いたところにある浄土宗のお寺です。
ゴールデンウィークには、境内を埋め尽くすほどのオオムラサキツツジが咲き誇ります。
あまりの迫力から「おばけツツジ」とよばれ、5月は大勢の観光客で賑わいます。

ほかにも境内には、鎌倉市の天然記念物である「マキ」という樹齢700年の巨木もありますので、訪問時には一緒に見てみましょう。

 

人波から離れてホッと一息!穴場スポット2選

ゴールデンウィーク期間の鎌倉は、かなりの混雑が予想されるため、人気の観光地だけでなく、穴場スポットも押さえておきたいものです。
自然豊かで、歴史情緒の溢れる鎌倉の街には、まだまだ魅力的な観光名所が存在します。
ここでは、人混みを避けられる穴場スポットを2か所紹介しますので、ぜひ観光する場所の選択肢に入れてみてください。

 

①衣張山

初心者でも気軽に登れる衣張山(きぬはりやま)で、鎌倉の絶景を堪能しましょう。

JR鎌倉駅から、バスで6分ほどの長勝寺バス停を降りた先にある「名越切通」の看板が、衣張山の入り口の目印です。
道中の「切通」とよばれる、山を開削し人馬の交通を行えるようにした歴史的な道を通り、山頂へ向かって歩きます。

山頂からは、鎌倉市街地や相模湾のほか、天気が良いと富士山も一望することができます。
5月の青々とした山の雰囲気を感じながら、のんびりとハイキングしてみてはいかがでしょうか。

 

②浄妙寺

浄妙寺(じょうみょうじ)で、枯山水の庭園を眺めながら抹茶を飲んでゆっくりするのもおすすめです。

JR鎌倉駅から、バスに15分ほど揺られると到着する浄妙寺は、手入れの行き届いた枯山水の庭園が有名です。
わびさびの美しさを感じる枯山水と、活き活きとした新緑の木々のコラボレーションには、思わずうっとりしてしまいます。
また、境内にはお茶室があるので、抹茶を飲むこともできますよ。

静かで落ち着いた雰囲気の浄妙寺で、枯山水を眺めながら抹茶を味わい、鎌倉時代に思いを馳せましょう。

 

これだけは外せない!鎌倉グルメ2選

旅行といったら、観光だけではなく、おいしいご飯やスイーツも欠かせませんよね。
鎌倉にもおすすめのグルメがたくさんありますが、ここでは厳選したお店を2か所紹介しますので、ぜひお店選びの参考にしてください。

 

①旬のしらすを堪能「しらすや 腰越漁港前店」

鎌倉の名物は、何といってもしらすです。
神奈川県のしらすの旬は、4月から12月と期間が長いですが、そのなかでも脂がのっていておいしいと評判なのが4月から5月中旬に獲れる「春しらす」です。

「しらすや 腰越漁港駅前店」では、生しらすや釜揚げ、つくだ煮、かきあげなど、多くのしらす料理を一度に食べられる「しらすづくし定食」を堪能できます。
江ノ島電鉄腰越駅より、漁港に向かい徒歩5分の場所に位置しており、目の前には相模湾が広がるためロケーションも最高です。
しらすのベストシーズンであるゴールデンウィークに、ぜひご賞味ください。

 

②古民家風カフェで小休憩「サカノシタ(sacanosita)」

古民家風のゆったりできる空間で、人混みでの疲れをリフレッシュしましょう。

「サカノシタ(sacanosita)」は、江ノ島電鉄長谷駅より徒歩4分のところにたたずむ、築100年ほどの古民家風カフェです。
2023年6月に惜しまれつつ閉店した「café 坂の下」が、リニューアルして2023年9月にオープンしました。

店内に並ぶアンティークな家具は、温かい雰囲気とリラックス空間を演出しています。
イチオシメニューは、2段のバスケットにパンケーキとトッピングが盛り付けられていて、見た目が可愛い「ピクニックパンケーキ」です。
5枚のパンケーキに、自家製ジャムをはじめとする7種のトッピングをお好みにあわせて添えて食べます。

屋内席だけでなく、おしゃれなテラス席もあるので、初夏の風にあたりながらピクニック気分を味わってみてはいかがでしょうか。

ゴールデンウィークならではの鎌倉を満喫しよう!

本記事では、ゴールデンウィークに行きたい鎌倉の観光地をおいしいグルメとともに紹介しました。

5月の鎌倉は、新緑がまぶしい自然と、歴史的な街並みをあわせて堪能できます。
特に、見ごろを迎える鶴岡八幡宮のフジや安養院のツツジは、圧巻の美しさです。
また、旬のグルメも事前にチェックして鎌倉を満喫しましょう。
ゴールデンウィークは、首都圏から気軽に行けて、見どころ満載の鎌倉にぜひお越しください。

KEY MEMORYは、“鎌倉の特別な時間”がコンセプトのファッションブランドです。
鎌倉旅行の思い出を、洋服のように日常使いできるアイテムで残してみませんか?
鎌倉に訪れた際は、長谷駅より徒歩4分の当店へぜひお立ち寄りください。

 

店舗情報

キーメモリーカマクラストア1
住所
神奈川県鎌倉市長谷2-15-7
電話番号
0467-81-7682
営業時間
10:00~17:00
定休日
なし