「鎌倉で出会うこころの癒し」第2回目は「御霊神社」です。
ここは第一回でご紹介した由比ヶ浜の海と同じ長谷駅から歩いて5分くらいの所にあります。
この神社は大仏さまや長谷観音のような煌びやかな感じはありませんが、
地元の方が「ここはパワースポットよ」と言われる意味が何となくわかる、静かでしっとりとした雰囲気のある神社です。
ここの最大の特徴は江ノ電の線路がとっても近いこと。
紫陽花のシーズンになると江ノ電と神社と紫陽花が見事な風景を演出してくれます。
御霊神社の社務所には名物の猫がいて、ここのオリジナルご朱印帳には神社と猫と江ノ電の刺繍が施されていて、とっても素敵です。
だいぶ前になりますが、鎌倉を舞台にしたドラマ「最後から二番目の恋」の舞台になった神社としても少し有名になりました。
この他にも鎌倉七福神のコースに含まれているなど、ひっそりとした神社なのに見どころ満載なのです。
さて…御霊神社にお詣りした時、神殿の奥を見ると鏡が祀られていて、
いつも「これはどういう意味なのかなぁ」と思っていたので調べてみました。
神社に祀られている鏡の意味には諸説あるようなのですが、その一つに「鏡に映る自分自身の神様と向かい合い、自分を振り返る」という意味が込められているそうです。また鏡(かがみ)という言葉から、我(が)をとると神(かみ)になる…とのことで、が(我)をとれれば、ありのままの素直な自分を認めることになり自分らしさを思いだし、すべてのことに感謝を感じられるようになれるという意味もあるそうです。
なかなか奥深いものがありますね。
確かに自分を鏡に映し出すように、「我」を切り離して自分を外から見ることはとっても大切なことかもしれません。
悩みが多くなってしまい日々に疲れたときは、自分の今の状況や感情の渦に巻き込まれてしまっている状態ですよね。
でもそんな時にちょっと自分から離れて客観的に自分を見てみると、案外気持ちが落ち着いてきます。
そして疲れ果てている鏡に映った自分に「大丈夫?辛かったね。大変だよね。」と声をかけてみてあげてください。
それこそ自分の中にいる「神さま」が自分に優しく声をかけるように…「一生懸命頑張ったから、もういいんだよ〜〜」って。
そして、どうしたらこんなに困り果てている自分を楽にしてあげられるかを考えてあげましょう。
一旦逃げてもいいし、諦めてもいい。
自分の中にいる「神さまのような優しい私」が、疲れ切った自分をリラックス出来るようにプロデュースしてあげましょう。
そんな温かな気持ちになれるかもしれない「御霊神社」…ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
ところで、長谷駅から御霊神社に行くまでの道にKey Memory さんがあります。
行きでも帰りでもお店に入ってお話しして、リフレッシュしてください。
お話することも大切。
私も時々いますので、お話ししましょうね。
KEY MEMORY KAMAKURA STORE
住所:〒248-0016
鎌倉市長谷2-15-7
営業時間:10:00~18:00
TEL:0467-91-0719
定休日:水曜日(6月は営業)