鎌倉観光ではあじさい巡りがおすすめ!名所と開花時期を紹介

鎌倉のあじさいは、雨が続く梅雨の時期に見頃を迎えるので、観光にもおすすめです。
鎌倉には多くのあじさいの名所があり、場所によって開花時期や見どころが異なります。

そこで本記事では、鎌倉であじさいがきれいに咲く名所や、場所ごとの開花時期を紹介します。
梅雨の時期に鎌倉へ行かれる予定がある方や、鎌倉観光に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

鎌倉でおすすめのあじさいの名所と開花時期

鎌倉のあじさいは、例年6月上旬頃が開花時期で、中旬頃に見頃を迎えますが、名所によって開花時期が少し異なります。
ここでは、きれいに咲いているあじさいを見るために、おすすめの名所と開花時期を紹介します。

名所①明月院

「あじさい寺」とよばれ親しまれている明月院は、鎌倉にある多くのあじさいの名所のなかでも特に有名な場所です。
JR北鎌倉駅から徒歩10分の場所にあり、あじさいが見頃を迎える時期は多くの人で賑わいます。

明月院のあじさいの魅力は、日本に古くからある「姫あじさい」という品種が約2500株咲き、境内が淡いブルーで埋め尽くされる美しい光景です。
山門へ続く石段には、両脇にあじさいがぎっしりと咲いていて、人気の撮影スポットとなっています。

また、観光客に人気のある場所が、本堂にある「悟りの窓」です。
季節によって丸窓から見える景色が変わり、秋には紅葉、冬には雪景色など、さまざまな色の変化が楽しめます。

開花時期は5月下旬頃で、見頃は6月中旬から6月下旬頃までです。
見頃の時期は観光客が多く入場制限が行われることがあるので、早朝に観賞するのがおすすめです。

名所②長谷寺

長谷寺は、鎌倉にある有名なあじさいの名所のなかでも、明月院と並ぶ人気の場所です。
江ノ島電鉄線長谷駅から徒歩10分の場所にあり、40種類以上の色とりどりのあじさいを観賞できます。

長谷寺は1年を通して花が絶えることなく、さまざまな種類の花が咲いているので、別名は「花の寺」とよばれています。
梅雨の時期は、長谷寺の本堂の裏の「あじさい路」とよばれる名所で、約2500株のさまざまな色や形のあじさいが楽しめるのでおすすめです。

長谷寺のあじさいは種類が多いため、早咲きや遅咲きの品種があり、5月下旬から7月上旬にかけての長い期間、あじさいの観賞が楽しめるのも大きな魅力の1つです。
早咲きの品種は、5月下旬頃が開花時期で6月上旬に、遅咲きの品種は6月下旬に見頃を迎えます。

見頃のピークを迎える6月中旬頃には、あじさい路に入るのに2~3時間以上待つこともあります。
整理券を入手すれば並ばずに入れることがあるので、訪れる際にはホームページなどで事前に情報収集しておきましょう。

名所③御霊神社

写真を撮るのが好きな方には、江ノ島電鉄線長谷駅から徒歩5分の場所にある御霊神社がおすすめです。
御霊神社の入り口にある鳥居の前には江ノ島電鉄の路線があるので、電車とあじさいの2ショットが撮れるスポットとして人気です。

境内には「あじさいの小道」とよばれる名所があり、大きな杉の木が並ぶ下の小道に多くのあじさいが咲き誇ります。
また、期間限定で購入できる御朱印帳には、鳥居の前を通過する江ノ電とあじさいが表紙に描かれており、観光客に人気な理由の1つです。

御霊神社のあじさいは6月初旬頃が開花時期で、6月中旬頃までが見頃です。
InstagramやTwitterなどのSNSで情報収集すると、最新の開花時期を知ることができます。

江ノ電とあじさいを1枚の写真に収められる唯一のスポットなので、訪れる際はぜひカメラを持参して素敵な景色を撮ってみてください。

名所④鎌倉海浜公園

天気のよい日には、相馬湾に面した鎌倉海浜公園から見える、江の島とあじさいを楽しみましょう。
鎌倉海浜公園は3つの地区で構成されており、そのなかでも江ノ島電鉄線稲村ケ崎駅から徒歩5分の場所にある、稲村ケ崎地区があじさいの名所として有名です。

「稲村ケ崎海浜公園」ともよばれるこの場所は、鎌倉の人気観光地の江の島よりも比較的観光客が少なく、地元の穴場スポットです。
晴れた日の展望台からは、あじさいとともに江の島や富士山も見ることができるので、ぜひカメラを持参して写真に収めましょう。

稲村ケ崎海浜公園に咲くあじさいは、6月初旬頃が開花時期で、6月下旬頃が見頃です。
淡い色から濃い色まで、さまざまな色のあじさいを観賞できます。

夕暮れの時間に訪れると、江の島方面に沈んでいく夕日とあじさいを眺められて、海沿いならではの光景が楽しめます。

名所⑤一条恵観山荘

江戸時代初期に皇族の別荘として京都に建てられた一条恵観山荘は、昭和34年に鎌倉に移転し、2017年より一般公開されました。
国の重要文化財にも指定されていて、鎌倉であじさいを観賞する際の穴場スポットとしてひそかに注目を集めています。

一条恵観山荘は、白く色づくあじさいの品種の「アナベル」を中心に、数多くの種類の花の観賞が庭園で楽しめるのが特徴です。
また、庭園内にはスイーツや珈琲を堪能できる「かふぇ楊梅亭」というカフェがあり、景色を見ながら店舗内で休憩できます。

一条恵観山荘に咲くあじさいの開花時期は5月下旬頃で、アナベルは6月下旬頃です。

「花手水」という手水鉢に花を浮かべて飾った作品は、写真を撮ってSNSに投稿している方が多く、観賞と撮影の両方が楽しめるのも魅力の1つです。

名所⑥浄妙寺

浄妙寺は「鎌倉五山」とよばれる寺の1つで、JR鎌倉駅からバスで15分の場所に位置します。
境内に建設された洋館のレストランの周りにあじさいが咲いていて、ほかでは見ることのできない和と洋のコラボレーションが見られるのが大きな魅力です。

「石窯ガーデン」という洋館のレストランの周りには、スコットランド人のガーデンデザイナーが手掛けた庭園があり、あじさいを見ながらアフタヌーンティーを楽しめます。
テラスのテーブルからは、白やピンクの花が咲くアナベルや、青い花が咲く「山あじさい」という品種のあじさいを眺められます。

浄妙寺に咲くあじさいの開花時期は、アナベルは6月中旬頃で、山あじさいは6月上旬頃です。

庭園のあじさいを観賞しながら歩いたり、テラスでゆっくりしながら眺めたり、さまざまな楽しみ方ができる場所です。

名所によってのあじさいの見どころを知り、鎌倉観光を楽しみましょう

いかがでしたでしょうか。

今回は、梅雨の時期の鎌倉観光におすすめのあじさいの名所を紹介しました。
名所によって、咲いているあじさいの種類が違ったり、写真を撮るのに人気なスポットがあったりなど、さまざまな楽しみ方があります。

また、あじさいの品種によって開花時期が異なるので、訪れる際はSNSやホームページなどを活用して開花情報を事前に調べておくことで、見頃のあじさいを観賞できます。

江ノ島電鉄線長谷駅から徒歩5分圏内の場所には、鎌倉で生まれたファッションブランドKEY MEMORYの直営店があります。
おしゃれなアパレル商品を取り揃えているので、鎌倉に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

 

店舗情報

キーメモリーカマクラストア1
住所
神奈川県鎌倉市長谷2-15-7
電話番号
0467-81-7682
営業時間
10:00~17:00
定休日
なし