鎌倉観光は混雑を回避して楽しもう!穴場スポット8選

鎌倉は、山と海が共存する歴史の深い街であるため、国内外問わず例年多くの観光客が訪れます。
そのため、せっかく鎌倉観光を楽しもうと思って来ても「どこも混雑してしまっていて、思うように楽しめない……」なんてこともあるでしょう。

そこで今回は、鎌倉の穴場スポットを紹介します。
混雑を回避しながら鎌倉観光を楽しみたいとお考えの方は、ぜひ参考にご覧ください。

鎌倉観光で混雑の回避が期待できる穴場スポット8選

鎌倉は人気スポットであるため、定番の観光スポットはどこも混雑している可能性が高いです。
そのようなときは、鎌倉の穴場スポットを巡ってみてはいかがでしょうか?

ここからは、鎌倉観光で混雑の回避が期待できる穴場スポットを、8か所紹介します。

 

大船観音

穴場スポット①大船観音

大船観音(おおふなかんのん)は、JR大船駅から徒歩5分程度の山のなかに鎮座する、巨大な白亜の観音像です。
正式名称は白衣観音像(はくいかんのんぞう)で、ご利益は息災除病や子どもの無病成長、そして子宝や安産とされています。

大船観音の全長は約25mもあるため、最寄り駅の大船駅からも圧巻の姿を拝むことができます。

また、大船観音の周りには桜や紅葉の木があるため、春には薄ピンクの優しい色合いに包まれ、秋には紅葉の美しい朱色に映えた姿を楽しめるでしょう。

大船観音は、大船駅から近い場所に鎮座されていますが、鎌倉駅からは少し距離があるため観光客はまばらの穴場スポットです。
せっかくなので、季節の花々を楽しみながら、大船観音の近くまで参拝してみてはいかがでしょうか?

 

光則寺

穴場スポット②光則寺

光則寺(こうそくじ)は、長谷駅から徒歩6分程度の場所に位置する、通称「花寺」と呼ばれる寺社です。
光則寺が花寺と呼ばれるゆえんは、樹齢約150年といわれている鎌倉市の天然記念物のカイドウや、ヤマアジサイなど、四季折々の花が咲き誇るところにあります。

特に6月頃には、約200種ものあじさいが咲きますが、光則寺は混雑するあじさいの時期の鎌倉でも、あまり混雑はしない知る人ぞ知る穴場スポットとされています。

そのため、人混みが苦手な方でも、ゆっくりと心置きなくあじさいを楽しめるでしょう。

また、光則寺は日蓮宗をおこしたとされる日蓮と、弟子の日朗とゆかりがある日蓮宗の寺社として知られています。

光則寺の参道には、日蓮が幕府へ立正安国論(りっしょうあんこくろん)を提出した経緯が記されている立正安国論石碑という石碑が建っています。
光則寺の裏手には、日朗が幽閉されていたといわれている土牢がそのまま残っているため、鎌倉観光で訪れた際は見学してみるとよいでしょう。

 

甘縄神明宮

穴場スポット③甘縄神明宮

甘縄神明宮(あまなわしんめいぐう)は、鎌倉で最古とされている神社で、長谷駅から徒歩6分程度の場所に建立されています。

甘縄神明宮は、平安時代末期に源義家の父である頼義が、義家を授かったことから子宝のご利益があると伝えられています。

また、甘縄神明宮は、天照大御神をまつっていることから、三重県の伊勢神宮の別宮として信仰されている神社です。

長谷のメイン通りは、グルメやおみやげの店が軒を連ねているため、常に観光客や地元の方でにぎわいを見せていますが、甘縄神明宮は比較的静かで落ち着いた空間です。
「人混みは苦手だけど、鎌倉の歴史を感じたい……!」という方にはおすすめの神社のため、長谷を訪れた際はぜひ立ち寄ってみましょう。

 

鎌倉文学館鎌倉観光スポットおすすめ

穴場スポット④鎌倉文学館

由比ガ浜駅から徒歩7分の場所に佇むレトロな洋館と、咲き誇るバラが目を引く鎌倉文学館は、知る人ぞ知る穴場スポットの1つです。

もともと鎌倉文学館の建物は、旧前田侯爵家の鎌倉別邸として建設されたもので、その後鎌倉市が寄与を受けたことをきっかけに、昭和60年からは文学館として使用されています。

館内では鎌倉にゆかりのある文豪の著書や原稿、そして愛用品などを保管しており、随時展示もされています。

また、鎌倉文学館のもう1つの見どころは、なんといっても庭園の南側にある600㎡近い面積を誇るバラ園でしょう。
こちらでは、世界中のバラが約186種も植えられており、プリンセスアイコや鎌倉などの品種が植えられています。

バラの見頃は、春の場合は5月中旬~6月下旬で、秋の場合は10月中旬~11月下旬です。
庭園を散策したり、ご飯を食べたりしながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

鎌倉市川喜多映画記念館

穴場スポット⑤鎌倉市川喜多映画記念館

鎌倉市川喜多映画記念館は、JR鎌倉駅から徒歩10分の場所にあります。
こちらは、小町通りを鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)方面へ歩いて行く際、閑静な脇道に入って道なりに進んでいくとたどり着けます。

鎌倉市川喜多映画記念館は、映画会社東宝東和を設立した映画界の重鎮である、川喜多夫妻の旧宅跡です。
敷地内には夫婦が実際に住んでいた邸宅も建っています。

鎌倉市川喜多映画記念館では原稿や愛用品などの展示のほか、映画の上映も毎日行っているため、映画好きの方に特におすすめしたい穴場スポットです。

ちなみに、庭には立派な桜の木が植えられています。
春に訪れて、桜を楽しむこともおすすめの過ごし方の1つといえるでしょう。

 

TAVERNA RONDINO

穴場スポット⑥TAVERNA RONDINO

TAVERNA RONDINO(タベルナ ロンディーノ)は、稲村ガ崎公園のすぐそばにある黄色い外観が目印の、海の見えるイタリアンレストランです。
1980年に「イタリアの方が来ても恥ずかしくない料理をだそう」ということで創業されました。
開店から約40年が経った今も変わらず、地元をはじめ世界中の方々に愛されるイタリアンレストランとして、絶品の料理を提供し続けています。

TAVERNA RONDINOの定番料理は「イカ墨のスパゲッティ」です。
コクのある味つけが人気で、連日多くの方々がオーダーする逸品とされています。

また、お店の1階店内に設置されたアラカルトも、頂くことができます。
名前だけではどのような料理かわからないことが多いかもしれませんが、TAVERNA RONDINOのアラカルトは、実際に見て注文できる料理もあるため安心でしょう。

また、天気のよい日には海を一望できるテラス席は、特に人気のある席です。
もしテラス席を希望する場合は、早めに予約を取ることをおすすめします。

 

POMPOMCAKES

穴場スポット⑦POMPON CAKES BLVD .

POMPON CAKES BLVD .(ポンポンケークスブルーバード)は、湘南モノレールに乗って湘南深沢駅を下車すると徒歩10分程度の場所にある人気のケーキ屋です。
「オーガニックでジャンキー!」をコンセプトに、毎日でも食べたくなるようなケーキを提供しています。

POMPON CAKES BLVD .は、2015年4月に鎌倉で常設店舗としてオープンしましたが、当初は意外にもカーゴバイクで営業されていたそうです。

お店の見た目は、白壁に木枠の窓をあしらったおしゃれな建物で、軒先の赤い椅子とテーブルが目を引きます。

ケーキのラインナップも豊富で、主張しすぎない自然な甘さが人気の秘密です。
POMPON CAKES BLVD .のラインナップのなかでも、注文する際に外せないケーキといえば「レモンチーズパイ」でしょう。
レモンチーズクリームの酸味と生クリームの甘さが絶妙で、さくさくのパイ生地とも相性抜群です。

鎌倉に立ち寄った際は、少し足をのばして甘いものを堪能しに行きませんか?

 

稲村ヶ崎温泉

穴場スポット⑧稲村ヶ崎温泉

稲村ヶ崎温泉は、2017年9月にリニューアルオープンした、鎌倉から江ノ島に向かう海岸線沿いにある日帰り温泉施設です。

湯色は褐色がかかった黄金色で、別名「黄金の湯」と呼ばれています。
男湯の「大島之湯」と女湯の「富士見之湯」の2つの大浴場があり、それぞれ窓が開放されているので、湯船に浸かりながら心地よい潮風を感じられます。
晴れた日であれば、朝はオーシャンビューが望め、夜は江ノ島の夜景を楽しむことができるでしょう。

ほかにも、見晴らしのよい露天風呂や源泉かけ流しの水風呂、そしてサウナなどが用意されています。
タオルはレンタルが可能なので、当日思い立って訪れても心配はいりません。

最後は温泉で、旅の疲れを癒していきませんか?

鎌倉観光は混雑しにくい穴場スポットをめぐって楽しもう

今回は、鎌倉の穴場スポットを紹介しました。

鎌倉は自然豊かで歴史の深い街だからこそ、人気の観光スポットは観光客で混雑している可能性が高いです。
しかし、鎌倉観光を楽しみたいという方のなかには、人混みが苦手だったり、ゆったりとした時間を過ごしたかったりする方も多いでしょう。

そのような方は、ぜひ本記事で紹介した穴場スポットを巡ってみるとよいかもしれません。
もしかすると、新たな鎌倉の一面に出会えるかもしれませんよ。

長谷駅付近には、鎌倉の工場でデザイン・生産を行った、ファッションアイテムや雑貨などを販売するKEY MEMORY直営店があります。
鎌倉観光の際には、ぜひ一度立ち寄ってみてください。

店舗情報

キーメモリーカマクラストア1
住所
神奈川県鎌倉市長谷2-15-7
電話番号
0467-81-7682
営業時間
10:00~17:00
定休日
なし